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漢子
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おのこ
ふりがな文庫
“
漢子
(
おのこ
)” の例文
あらず、あらず、ただ見るいつもいつも、物いわぬ、笑わざる、歌わざる
漢子
(
おのこ
)
の、農夫とも漁人とも見分けがたきが淋しげに
櫓
(
ろ
)
あやつるのみ。
たき火
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
河
(
かわ
)
は長く流れて、
向山
(
むこうやま
)
の松風静かに
度
(
わた
)
る
処
(
ところ
)
、天神橋の欄干に
靠
(
もた
)
れて、うとうとと
交睫
(
まどろ
)
む
漢子
(
おのこ
)
あり。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
何者かこれ、天地を
枕衾
(
ちんきん
)
として露下月前に快眠せる
漢子
(
おのこ
)
は、数歩のうちにありて
齁
(
いびき
)
を立てつ。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
漢
常用漢字
小3
部首:⽔
13画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“漢”で始まる語句
漢
漢土
漢口
漢文
漢書
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漢字
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