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源頼光
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みなもとのらいこう
ふりがな文庫
“
源頼光
(
みなもとのらいこう
)” の例文
鬼童丸が
源頼光
(
みなもとのらいこう
)
様に殺された
後
(
のち
)
には、自分が仲間の大将になって、名を改めて、みぞろが池の
多能丸
(
たのうまる
)
と言って、都近くの家を荒しておりました。
三人兄弟
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
このきこりと
見
(
み
)
せたのはじつは
碓井貞光
(
うすいのさだみつ
)
といって、その
時分
(
じぶん
)
日本一
(
にほんいち
)
のえらい
大将
(
たいしょう
)
で
名高
(
なだか
)
い
源頼光
(
みなもとのらいこう
)
の
家来
(
けらい
)
でした。
金太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
この刀をもって物を斬った話、古くは
源頼光
(
みなもとのらいこう
)
の童子切と、近代では
長曾我部元親
(
ちょうそかべもとちか
)
が何とやらしたという話、そのほかは
畏
(
おそ
)
れかしこんで神棚へ祀るほかには能事がない。
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
むかし
源頼光
(
みなもとのらいこう
)
という
大将
(
たいしょう
)
がありました。その
家来
(
けらい
)
に
渡辺綱
(
わたなべのつな
)
、
卜部季武
(
うらべのすえたけ
)
、
碓井貞光
(
うすいのさだみつ
)
、
坂田公時
(
さかたのきんとき
)
という四
人
(
にん
)
の
強
(
つよ
)
い
武士
(
ぶし
)
がいました。これが
名高
(
なだか
)
い、「
頼光
(
らいこう
)
の四
天王
(
てんのう
)
」
大江山
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
摂州多田院の宝物に
童子切
(
どうじぎり
)
というのがあるそうじゃ、これは
源頼光
(
みなもとのらいこう
)
が大江山で
酒呑童子
(
しゅてんどうじ
)
を斬った名刀、その刀がすなわち伯耆の安綱作ということだが、拙者まだ拝見を致さぬ。
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
源
常用漢字
小6
部首:⽔
13画
頼
常用漢字
中学
部首:⾴
16画
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
“源頼”で始まる語句
源頼朝
源頼政
源頼信
源頼家
源頼義