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清浄無垢
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せいじょうむく
ふりがな文庫
“
清浄無垢
(
せいじょうむく
)” の例文
旧字:
清淨無垢
ただ一つ
清浄無垢
(
せいじょうむく
)
な光を投げていた処女を根こそぎ取って園に与えるということは……清逸は何んといっても
微
(
かす
)
かな未練を感じた。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
反対
(
はんたい
)
に、
小
(
ちい
)
さなエチエンヌの
清浄無垢
(
せいじょうむく
)
なことは、その
薔薇
(
ばら
)
いろの
腓
(
ふくらはぎ
)
に、
後光
(
ごこう
)
のように
現
(
あらわ
)
れているでしょう。
母の話
(新字新仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
あの名前の通りに可憐な、
清浄無垢
(
せいじょうむく
)
な姿をした彼女は、貴下と小生の名を
呪咀
(
のろ
)
いながら自殺したのです。
少女地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
文麻呂 (そっと友の
肩
(
かた
)
に手を掛けて)よかろう、清原。僕は決して
咎
(
とが
)
め立てはしないぜ。いやむしろ君のその
碧空
(
あおぞら
)
のごとく
清浄無垢
(
せいじょうむく
)
なる心を
捉
(
とら
)
えた女性の顔が一目
拝
(
おが
)
みたい位だよ。
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
浄
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
垢
漢検準1級
部首:⼟
9画
“清浄”で始まる語句
清浄
清浄身
清浄潔白
清浄界
清浄道
清浄光
清浄土
清浄心
清浄観
清浄妙法