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浸水
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しんすい
ふりがな文庫
“
浸水
(
しんすい
)” の例文
と、博士の説明が始まったが、
轟々
(
ごうごう
)
たる
浸水
(
しんすい
)
の音がとかく邪魔をしていけない。博士はそれにお構いなく
喋
(
しゃべ
)
りつづける。
不沈軍艦の見本:――金博士シリーズ・10――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
富士男は一同に
浸水
(
しんすい
)
のゆらいを語って安心をあたえ、それからふたたび甲板へ出た。夜はもう一時ごろである。
天
(
そら
)
はますます黒く、風はますますはげしい。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
なにも知らずに胴ノ間に寝ていたマレー人どもは
浸水
(
しんすい
)
におどろき、あわてふためいて甲板へ駆けあがってきた。
呂宋の壺
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
浸水
(
しんすい
)
がひどくて、手のつけようもない。それから三十分ばかりのうちに沈んでしまった。
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
じっさいそれは不幸中のさいわいであった、船は
暗礁
(
あんしょう
)
の上にすわったので、外部には少しぐらいの
損傷
(
そんしょう
)
があったが、
浸水
(
しんすい
)
するほどの
損害
(
そんがい
)
はなかった、だが動かなくなった船をどうするか。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
▼ もっと見る
遺憾
(
いかん
)
ながら電文の前の方は聞きもらしましたので途中からでありますが、こんなことを打ってきました。“——
船底
(
ふなぞこ
)
ガ大破シ、
浸水
(
しんすい
)
ハナハダシ。沈没マデ後数十分ノ余裕シカナシ。
幽霊船の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
もし
浸水
(
しんすい
)
がほんとうなら、この船の運命は五分間でおわるのである。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
“浸水”の意味
《名詞》
浸水(しんすい)
家屋などに水が入り込むこと。家財などが水に浸かること。
(出典:Wiktionary)
浸
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“浸”で始まる語句
浸
浸潤
浸々
浸染
浸込
浸透
浸礼
浸蝕
浸入
浸剤