トップ
>
活返
>
いきかえ
ふりがな文庫
“
活返
(
いきかえ
)” の例文
またどんな
仔細
(
しさい
)
がないとも限らぬが、少しも
気遣
(
きづかい
)
はない、無理に助けられたと思うと気が
揉
(
も
)
めるわ、自然天然と
活返
(
いきかえ
)
ったとこうするだ。
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
抓
(
つね
)
っても
確
(
たしか
)
に
活返
(
いきかえ
)
ったのじゃが、それにしても富山の薬売はどうしたろう、あの
様子
(
ようす
)
ではとうに血になって泥沼に。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「娑婆といやあ、とっさん、この辺で
未通子
(
おぼこ
)
はどうだ。」と縞の先生
活返
(
いきかえ
)
っていやごとを謂う。
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
自然の露がその唇に
点滴
(
したた
)
らなければ点滴らないで、その襟の崩れから、ほんのり
花弁
(
はなびら
)
が白んだような、その人自身の乳房から、冷い甘いのを吸い上げて、人手は
藉
(
か
)
らないでも、
活返
(
いきかえ
)
るに疑いない。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
活
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
返
常用漢字
小3
部首:⾡
7画
“活”で始まる語句
活
活溌
活々
活計
活動
活花
活人形
活物
活気
活字