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泯
ふりがな文庫
“泯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほろ
71.4%
ほろぼ
14.3%
みだ
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほろ
(逆引き)
昔は天狗が人を
攫
(
さら
)
って来ては掛けたので、この名があると云うているが、恐らく空葬の習俗が
泯
(
ほろ
)
びた後に天狗に附会したものであろう。
本朝変態葬礼史
(新字新仮名)
/
中山太郎
(著)
泯(ほろ)の例文をもっと
(5作品)
見る
ほろぼ
(逆引き)
幕吏
搜索
(
さうさく
)
して樓下に至る。南洲乃ち
劇
(
げき
)
を觀るに託して、舟を
僦
(
か
)
りて
逃
(
に
)
げ去れり。此れ皆
勇怯
(
ゆうきよ
)
を
泯
(
ほろぼ
)
し
勝負
(
しようぶ
)
を忘るゝものなり。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
泯(ほろぼ)の例文をもっと
(1作品)
見る
みだ
(逆引き)
且
(
か
)
つ夫れ兇器の横威、人倫を
泯
(
みだ
)
し、天地を
冥
(
くら
)
うする事久し。
特
(
こと
)
に欧洲に於て然りとなす。甘妙なる宗教の光明も暗憺たる黒雲に蔽はれて、天魔幕上に哄笑するかとぞ思はる。
「平和」発行之辞
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
泯(みだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
泯
漢検1級
部首:⽔
8画
“泯”を含む語句
泯滅
泯然
泯汰脳
泯汰腦
“泯”のふりがなが多い著者
佐藤一斎
秋月種樹
中山太郎
南方熊楠
北村透谷
三好達治
田中貢太郎