“僦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やと76.9%
15.4%
しゅう7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かうして三人が自動車をやとつて近い郊外へまで行つて、工事施行の場所を一巡して会社へ帰つたのがもう四時を余程過ぎた頃であつた。
瘢痕 (新字旧仮名) / 平出修(著)
幕吏搜索さうさくして樓下に至る。南洲乃ちげきを觀るに託して、舟をりてげ去れり。此れ皆勇怯ゆうきよほろぼ勝負しようぶを忘るゝものなり。
春濤は枕山が仲御徒町なかおかちまち三枚橋の家の近くに居をしゅうし、更に翌年の春頃同じ町内の摩利支天まりしてん横町の角に移った。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)