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僦
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しゅう
ふりがな文庫
“
僦
(
しゅう
)” の例文
春濤は枕山が
仲御徒町
(
なかおかちまち
)
三枚橋の家の近くに居を
僦
(
しゅう
)
し、更に翌年の春頃同じ町内の
摩利支天
(
まりしてん
)
横町の角に移った。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
翁
大
(
おおい
)
ニ以テ可ト
為
(
な
)
シコレヲ
慫慂
(
しょうよう
)
ス。
乃
(
すなわ
)
チ屋ヲ駒籠
亀田鵬斎
(
かめだほうさい
)
ガ故居ノ近傍ニ
僦
(
しゅう
)
ス。前ハ老杉ニ対シ、後ハ
則
(
すなわ
)
チ密竹
掩映
(
えんえい
)
ス。破屋数間、
蕭然
(
しょうぜん
)
タル
几案
(
きあん
)
、始メテ老子ヲ講ジヌ。後ニ市ヶ谷ニ移居ス。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
僦
部首:⼈
14画