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波映
ふりがな文庫
“波映”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はえい
66.7%
なみば
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はえい
(逆引き)
四、五段の船そこ
梯子
(
ばしご
)
から上に上半身を出す。とたんに、眼もとを
顰
(
しか
)
めた。まだ海上はいちめんな
狭霧
(
さぎり
)
だが、大きな旭日と、
波映
(
はえい
)
の揺れに、物みな
虹色
(
にじいろ
)
に燃えていたのである。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
俊基は、そこから、
隣舟
(
となりぶね
)
の若い男のすがたを、月の
波映
(
はえい
)
の中に、まざと見ていた。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
波映(はえい)の例文をもっと
(2作品)
見る
なみば
(逆引き)
後醍醐が現われると、階下ではみな、ひれ伏したので、
満庭
(
まんてい
)
、衆人の背の波だった。およそ
綺羅
(
きら
)
な
波映
(
なみば
)
えといっていい。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
波映(なみば)の例文をもっと
(1作品)
見る
波
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
映
常用漢字
小6
部首:⽇
9画
“波”で始まる語句
波
波濤
波斯
波瀾
波止場
波間
波打際
波蘭
波頭
波紋