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沈黙
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だんまり
ふりがな文庫
“
沈黙
(
だんまり
)” の例文
旧字:
沈默
其重苦しい
沈黙
(
だんまり
)
の中に、何か怖しい
思慮
(
かんがへ
)
が不意に閃く様に、北のトツ
端
(
ぱづれ
)
の
倒
(
のめ
)
りかかつた家から、時々パツと火花が往還に散る。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
さてあらためて飲み干したる酒盃とつて源太は
擬
(
さ
)
し、
沈黙
(
だんまり
)
で居る十兵衞に対ひ、十兵衞、先刻に富松を態〻遣つて
此様
(
こん
)
な所に来て貰つたは、何でも無い、実は仲直り仕て貰ひたくてだ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
暫時
(
しばらく
)
沈黙
(
だんまり
)
。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
関
(
かま
)
うことはない
大胡坐
(
おおあぐら
)
で楽にいてくれ、とおずおずし居るを無理に坐に
居
(
す
)
え、やがて膳部も
具備
(
そなわ
)
りし後、さてあらためて飲み干したる
酒盃
(
さかずき
)
とって源太は
擬
(
さ
)
し、
沈黙
(
だんまり
)
で居る十兵衛に
対
(
むか
)
い、十兵衛
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
暫時
(
しばし
)
沈黙
(
だんまり
)
。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
“沈黙”の意味
《名詞》
沈黙(ちんもく)
何も言わず、黙っていること。
(context、figuratively)音がないこと。
(context、figuratively)長い間活動がないこと。
(出典:Wiktionary)
沈
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
黙
常用漢字
中学
部首:⿊
15画
“沈黙”で始まる語句
沈黙家
沈黙派
沈黙寡言