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水飯
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すいはん
ふりがな文庫
“
水飯
(
すいはん
)” の例文
そして院が
上達部
(
かんだちめ
)
や
殿上人
(
てんじょうびと
)
と御一緒に
水飯
(
すいはん
)
を召しあがったという釣殿はどのへんにあったのだろうと右の方の岸を
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
氷の水、
水飯
(
すいはん
)
などを若い人は皆大騒ぎして食べた。風はよく吹き通すのであるが、晴れた空が西日になるころには
蝉
(
せみ
)
の声などからも苦しい熱が
撒
(
ま
)
かれる気がするほど暑気が堪えがたくなった。
源氏物語:26 常夏
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
水飯
(
すいはん
)
を
顎
(
あご
)
かつ/\と食うべけり
六百五十句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
夏の頃水無瀬殿の
釣殿
(
つりどの
)
にいでさせ給ひて、ひ水めして
水飯
(
すいはん
)
やうのものなど若き
上達部
(
かんだちめ
)
殿上人
(
てんじょうびと
)
どもにたまはさせておほみきまゐるついでにもあはれいにしへの紫式部こそはいみじくありけれ
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ついて来た人々に
水飯
(
すいはん
)
が
饗応
(
きょうおう
)
され、中将には
蓮
(
はす
)
の実などを出した。
源氏物語:55 手習
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
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水飯
(
すいはん
)
に
味噌
(
みそ
)
を落して濁しけり
五百句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
“水飯(湯漬け)”の解説
湯漬け(ゆづけ)とは、米飯に熱い湯をかけて食べる食事法、またはその食べ物自体を指す日本の呼称。湯漬け飯(ゆづけめし)の略。湯漬とも表記する。
これに対して、冷水をかけて食べる場合を水飯(すいはん)と呼ぶ。
インド・バングラディシュではパンタバート(ベンガル語: পান্তা ভাত pàntà bhàt ;アッサム語: পঁইতা ভাত poĩta bhat )もしくはパハラ(オリヤー語:ପଖାଳ Pakhāḷa)と呼ばれる同様の食事法が存在する。
(出典:Wikipedia)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
飯
常用漢字
小4
部首:⾷
12画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶