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水底
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すいてい
ふりがな文庫
“
水底
(
すいてい
)” の例文
それよりも
水底
(
すいてい
)
の
雑物
(
ぞうもつ
)
の間に、何か舟の仲間への御土産になる様な品物が落ちていないかと、息の続く限り、泥の間を泳ぎ廻っていた。
猟奇の果
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
柳しだるる井のほとりに相対して
黙然
(
もくねん
)
として見るべからざる
水底
(
すいてい
)
を
窺
(
うかが
)
ふ年少の男女、そも彼らは
互
(
たがい
)
の心と心に何をか語り何をか夢見んとするや。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
平家
(
へいけ
)
一
門
(
もん
)
の
運命
(
うんめい
)
も、いよいよきわまり、
安徳天皇
(
あんとくてんのう
)
をいただいた
二位尼
(
にいのあま
)
が
水底
(
すいてい
)
ふかく
沈
(
しず
)
むだんになると、いままで水をうつたようにしんとしていた
広間
(
ひろま
)
には
壇ノ浦の鬼火
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
水底
(
すいてい
)
のへやによういしてあった、爆薬に火をつけたのです。
宇宙怪人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
“水底”の意味
《名詞》
海・川・湖沼などの底。水の底。
(出典:Wiktionary)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
底
常用漢字
小4
部首:⼴
8画
“水”で始まる語句
水
水際
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶
水洟