“すいてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
推定41.7%
水底33.3%
水亭25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そう思って眺めると、彼女を伝研でんけんの病室に送る一行の物々しさは、右の推定すいてい裏書うらがきするに充分だった。
省線電車の射撃手 (新字新仮名) / 海野十三(著)
柳しだるる井のほとりに相対して黙然もくねんとして見るべからざる水底すいていうかがふ年少の男女、そも彼らはたがいの心と心に何をか語り何をか夢見んとするや。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
暑いころに涼しい水亭すいていに出て院がながめておいでになる池には、はすの花が盛りに咲いていた。
源氏物語:42 まぼろし (新字新仮名) / 紫式部(著)