“気球”のいろいろな読み方と例文
旧字:氣球
読み方割合
バルーン50.0%
ききゅう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
博士は其処そこ気球バルーン瓦斯ガスを詰め、怪鳥の仮装をしたうえ、強い東風を待って灯台へやって来たのです。——さっき僕が猟銃で射ったのはその気球バルーンでした。
廃灯台の怪鳥 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「吉井君の手当をしに来た時、博士は落物おとしものをして行きました。それはヘリウム瓦斯ガスの受取書でした。なんのためにヘリウム瓦斯ガスが必要でしょう? 気球バルーンなのです。気球バルーンを使ったのです」
廃灯台の怪鳥 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)