“広告気球”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
バルーン	50.0%
アド・バルーン	50.0%

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

バルーン(逆引き)

が、間もなく三十五、六呎（フィート）も捲き込まれたと思う頃、広告気球（バルーン）の下降を中止さして、司法主任に声を掛けた。

デパートの絞刑吏 (新字新仮名) ／大阪圭吉(著)

ここで喬介は、一寸言葉を切って、改めて広告気球（バルーン）を振り仰ぎながら、一段と声を高めて話し始めました。

デパートの絞刑吏 (新字新仮名) ／大阪圭吉(著)

アド・バルーン(逆引き)

軽気球（けいききゅう）です。ぜんたいをまっ黒にぬった軽気球です。広告気球（アド・バルーン）の二倍もある、まっ黒な怪物です。

少年探偵団 (新字新仮名) ／江戸川乱歩(著)

“広告気球（アドバルーン）”の解説

アドバルーンとは広告宣伝目的に使われる係留気球のこと。広告気球。アドバルーンによって釣り上げられる宣伝バナーはアドバルーン広告と呼ばれる。
文字を横書きにする欧米では二つの気球の間にバナーを入れた宣伝が行われていた事に対し、縦書きの日本では単体の気球でバナーを吊るす手法が取り入れられ、広告を意味する ad と気球を指す balloon を組み合わせて「アドバルーン」と呼ばれ、昭和期に広く用いられた。
(出典:Wikipedia)