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気掛
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きがかり
ふりがな文庫
“
気掛
(
きがかり
)” の例文
旧字:
氣掛
さうしたら幾分腹
癒
(
い
)
せになるであらう。こんなことを考へて居るうちに、俺は段段
悒欝
(
いううつ
)
な気分になつて来た。何でもかでも
気掛
(
きがかり
)
になる様な心持がしてならない。
公判
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
すこし遠慮して、勝手へ来て見れば、又たどうも
気掛
(
きがかり
)
になって、御二人のことばかりが案じられました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「ホホホホ大変
真面目
(
まじめ
)
ですね」と笑いながら、返事も待たず、入口へ引き返す。小野さんは
気掛
(
きがかり
)
な顔をして障子の
傍
(
そば
)
に上草履を
揃
(
そろ
)
えたまま廊下の突き当りを
眺
(
なが
)
めている。何が出てくるかと思う。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高