“気圏”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
きけん	66.7%
そら	33.3%

きけん

（私は全体（ぜんたい）何をたずねてこんな気圏（きけん）の上の方、きんきん痛（いた）む空気の中をあるいているのか。）

インドラの網 (新字新仮名) ／ 宮沢賢治(著)

然るに今日は既にビジテリアン同情派の堅（かた）き結束（けっそく）を見、その光輝（こうき）ある八面体の結晶（けっしょう）とも云うべきビジテリアン大祭を、この清澄（せいちょう）なるニュウファウンドランド島、九月の気圏（きけん）の底に於て析出（せきしゅつ）した。

ビジテリアン大祭 (新字新仮名) ／ 宮沢賢治(著)

そら

鳥も棲まはぬ気圏（そら）までも颶風（ぐふう）によつて投げられたらば

ランボオ詩集 (新字旧仮名) ／ ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー(著)

“気圏”の意味

《名詞》

大気が地球を取り巻いている範囲。大気圏。
(出典:Wiktionary)

“気圏（大気圏）”の解説

大気圏 (たいきけん、en: atmosphere) あるいは気圏 (きけん) は、天体の大気の層である。大気 (たいき、en: atmosphere、la: Atmosphaera) は、天体を取り囲む気体のことである 。
(出典:Wikipedia)

気	常用漢字 小１ 部首:⽓ 6画
圏	常用漢字 中学 部首:⼞ 12画