“殺生戒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せっしょうかい66.7%
せつしやうかい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その情熱はまた仏教を信ずる上にも現われた。殺生戒せっしょうかいを守って肉食を禁じたのは帝である。この以後日本には獣肉を食う伝統が栄えなかった。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
如来にょらいさまの教えのうちには殺生戒せっしょうかいとやら申すことがあるんじゃそうにござりますけれど、わたくしとふたりできんとんをないしょにいただいたほかには
ゆすりだのかたりだのとは云つしやる昆虫むしけら迄も殺さぬを殺生戒せつしやうかいとは申さずや罪なき一人の百姓を打たゝかんとは出家に似氣にげなき成れ方お釋迦樣は親をころしうを殺す五ぎやく罪人ざいにんでも濟度さいどなさるゝに此御寺を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)