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死所
ふりがな文庫
“死所”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ししょ
50.0%
しにどころ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ししょ
(逆引き)
さむらいたる自分が、進んでまた
歓
(
よろこ
)
んで、
糟糠
(
そうこう
)
の妻や幼いものを後にのこして
死所
(
ししょ
)
に就いたという心もちは、さむらいの妻だ、おまえはよく分ってくれるだろう。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
早く打たないかっ……同じ
死所
(
ししょ
)
を選ぶなら、村の奴らや、敵の手にかかるより、僧でもあるし、武士の情けもわきまえていそうな貴様に——と思って体を授けたのがおのれの誤りだった
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
死所(ししょ)の例文をもっと
(3作品)
見る
しにどころ
(逆引き)
津崎の家では
往生院
(
おうじょういん
)
を菩提所にしていたが、往生院は
上
(
かみ
)
のご
由緒
(
ゆいしょ
)
のあるお寺だというのではばかって、高琳寺を
死所
(
しにどころ
)
ときめたのである。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「さて、ここか、俺の
死所
(
しにどころ
)
は」
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
死所(しにどころ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“死所”の意味
《名詞》
死ぬべき場所。
死んだ場所。
(出典:Wiktionary)
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“死”で始まる語句
死
死骸
死人
死屍
死際
死霊
死去
死亡
死様
死別
検索の候補
其死所
死場所
死体収容所
“死所”のふりがなが多い著者
吉川英治
森鴎外