トップ
>
死所
>
しにどころ
ふりがな文庫
“
死所
(
しにどころ
)” の例文
津崎の家では
往生院
(
おうじょういん
)
を菩提所にしていたが、往生院は
上
(
かみ
)
のご
由緒
(
ゆいしょ
)
のあるお寺だというのではばかって、高琳寺を
死所
(
しにどころ
)
ときめたのである。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「さて、ここか、俺の
死所
(
しにどころ
)
は」
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
其時平八郎が「どこへ
死所
(
しにどころ
)
を求めに往くにしても、
大小
(
だいせう
)
を
挿
(
さ
)
してゐては人目に掛かるから、一同刀を棄てるが好い」
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
“死所”の意味
《名詞》
死ぬべき場所。
死んだ場所。
(出典:Wiktionary)
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“死”で始まる語句
死
死骸
死人
死屍
死際
死霊
死去
死亡
死様
死別