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死所
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ししょ
ふりがな文庫
“
死所
(
ししょ
)” の例文
さむらいたる自分が、進んでまた
歓
(
よろこ
)
んで、
糟糠
(
そうこう
)
の妻や幼いものを後にのこして
死所
(
ししょ
)
に就いたという心もちは、さむらいの妻だ、おまえはよく分ってくれるだろう。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
早く打たないかっ……同じ
死所
(
ししょ
)
を選ぶなら、村の奴らや、敵の手にかかるより、僧でもあるし、武士の情けもわきまえていそうな貴様に——と思って体を授けたのがおのれの誤りだった
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、彼も
死所
(
ししょ
)
を心がけた。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“死所”の意味
《名詞》
死ぬべき場所。
死んだ場所。
(出典:Wiktionary)
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“死”で始まる語句
死
死骸
死人
死屍
死際
死霊
死去
死亡
死様
死別