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檀越
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だんおつ
ふりがな文庫
“
檀越
(
だんおつ
)” の例文
竜神
何卒
(
なにとぞ
)
好
(
よ
)
き
檀越
(
だんおつ
)
に一度逢わせてくださいと頼むと、数日後果して貴人より召され、夥しく供養されたという(『宋高僧伝』七)。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
さす手ひく手の
妙
(
たえ
)
、面白の振りの中に
錆
(
さ
)
びた禅味がたゆとうとて
珍重
(
ちんちょう
)
されたのは、鯉魚庵の有力な
檀越
(
だんおつ
)
となって始終、
道味聴聞
(
どうみちょうもん
)
の結果でありました。
鯉魚
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
また
厨裡
(
くり
)
で
心太
(
ところてん
)
を突くような
跳梁権
(
ちょうりょうけん
)
を獲得していた、
檀越
(
だんおつ
)
夫人の
嫡女
(
ちゃくじょ
)
がここに居るのである。
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
伝手
(
つて
)
があればまず貰えるといったようなもので、
其塩
(
それ
)
は貴族と僧官の主なるものに分たれる。もっとも大なる
檀越
(
だんおつ
)
とかあるいは殊更に関係ある大商業家などは幾分か貰えるです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
檀
漢検準1級
部首:⽊
17画
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
“檀”で始まる語句
檀家
檀那
檀那寺
檀
檀紙
檀林
檀弓
檀那様
檀徒
檀渓