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機会
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きつかけ
ふりがな文庫
“
機会
(
きつかけ
)” の例文
旧字:
機會
おまけに
奈良茂
(
ならも
)
がその
後
(
あと
)
から、「かうなると
汝
(
われ
)
と
己
(
おれ
)
とは
仇
(
かたき
)
同志や。今が今でも命のやりとりしてこまそ」つて、笑つたと云ふんだから
機会
(
きつかけ
)
が悪い。
南瓜
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
何の
機会
(
きつかけ
)
からか、話は、信仰問題に落ちた。
尤
(
もつと
)
も二人共に
基督教
(
キリストけう
)
へ籍を置くゆゑ、自然そこへ行つたのだらう。
茗荷畠
(新字旧仮名)
/
真山青果
(著)
『橘さんは余り
飲
(
や
)
らん方ですね。』と云つた様な
機会
(
きつかけ
)
から、日下部君と志田君の間に酒の論が湧いて、寝酒の趣味は飲んでる時よりも、飲んで了つてからに有る
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
何かの
機会
(
きつかけ
)
がないと一寸
行
(
や
)
り
難
(
に
)
くいもので、米国でも南北戦争以前までは、今の米国人のやうに、顔を綺麗に剃つたものだが、戦争後は顎髯を伸ばす事が
流行
(
はや
)
つて
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
踊の済むのを
機会
(
きつかけ
)
に飯が出た。食ふ人も食はぬ人もあつたが、飯が済むと話がモウ
勢
(
はず
)
んで来ない。
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
▼ もっと見る
彼は智恵子を
訪
(
と
)
ふと、初めは盛んに気焔を吐いた。現代の学者を糞味噌に罵倒し尽し、言葉を極めて美術家仲間の内幕などを攻撃した。そして甚麽話の
機会
(
きつかけ
)
からか、智恵子を口説いてみた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“機会”の意味
《名詞》
機 会(きかい)
何かをするのに丁度よいとき。
(出典:Wiktionary)
機
常用漢字
小4
部首:⽊
16画
会
常用漢字
小2
部首:⼈
6画
“機会”で始まる語句
機会主義者
機会的な作品