“楽玻璃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
グラス・ハーモニカ50.0%
グラスハーモニカ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、中途にある、十二宮の円華窓えんげまどに細工して、あの楽玻璃グラス・ハーモニカめいた、裂罅ひびふさいでしまったのだよ
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
それがなんとなく楽玻璃グラス・ハーモニカのようでもあるが、とにかく、その狭間はざまを通過する音は、恐らく弱音器でもかけられたように柔げられるであろうから、鐘鳴器カリリヨン特有の残響や、また
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
それはどこかから、チャリンチャリンと楽玻璃グラスハーモニカのように、一定の節奏リズムをもって、快い玻璃ギヤマンの音が響いてくるのであった。
人魚謎お岩殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)