“円華窓”の読み方と例文
読み方割合
えんげまど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところでこの写真は、鐘鳴器カリリヨン室の頭上に開いている十二宮の円華窓えんげまどなんだが、僕は一瞥いちべつすると同時に、気がついた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
そして、中途にある、十二宮の円華窓えんげまどに細工して、あの楽玻璃グラス・ハーモニカめいた、裂罅ひびふさいでしまったのだよ
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
すると、当然その竜舌蘭リネゾルム・オルキデエ詭計トリックが、鐘鳴器カリリヨン室のドア十二宮ゾーディアック円華窓えんげまどにも行われたのだろうがね。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)