“業障”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごうしょう66.7%
ごふしやう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いずくより吹くとも知らぬ業障(ごうしょう)の風の、隙(すき)多き胸に洩(も)れて目に見えぬ波の、立ちては崩(くず)れ、崩れては立つを浪なき昔、風吹かぬ昔に返すはこの盾の力である。
幻影の盾 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
立往生(たちおうじょう)をする代りに、籠堂へ坐り込んで一夜を明かした、が、百八煩悩(ぼんのう)を払うというなる初瀬(はつせ)の寺の夜もすがらの鐘の音も、竜之助が尽きせぬ業障(ごうしょう)の闇に届かなかった。
五三仏菩薩の教(をしへ)の広大なるをもしらず、愚かなるまま、五四慳(かだま)しきままに世を終るものは、其の五五愛慾邪念の五六業障(ごふしやう)に攬(ひ)かれて、或は五七故(もと)の形(かたち)をあらはして恚(いかり)を報(むく)い