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業障
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ごうしょう
ふりがな文庫
“
業障
(
ごうしょう
)” の例文
いずくより吹くとも知らぬ
業障
(
ごうしょう
)
の風の、
隙
(
すき
)
多き胸に
洩
(
も
)
れて目に見えぬ波の、立ちては
崩
(
くず
)
れ、崩れては立つを浪なき昔、風吹かぬ昔に返すはこの盾の力である。
幻影の盾
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
立往生
(
たちおうじょう
)
をする代りに、籠堂へ坐り込んで一夜を明かした、が、百八
煩悩
(
ぼんのう
)
を払うというなる
初瀬
(
はつせ
)
の寺の夜もすがらの鐘の音も、竜之助が尽きせぬ
業障
(
ごうしょう
)
の闇に届かなかった。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“業障”の意味
《名詞》
悪業による正道の障害。
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(出典:Wiktionary)
業
常用漢字
小3
部首:⽊
13画
障
常用漢字
小6
部首:⾩
14画
“業”で始まる語句
業
業腹
業平
業物
業火
業病
業平橋
業因
業々
業突張