“ごうしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
業障28.6%
豪商28.6%
豪将28.6%
傲縦14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立往生たちおうじょうをする代りに、籠堂へ坐り込んで一夜を明かした、が、百八煩悩ぼんのうを払うというなる初瀬はつせの寺の夜もすがらの鐘の音も、竜之助が尽きせぬ業障ごうしょうの闇に届かなかった。
「わしが案ずるところによると、金博士は、豪商ごうしょうに買収されているのにちがいない」
高岡の城は、北畠随一といわれる豪将ごうしょう山路弾正やまじだんじょうがこれを守り、その兵は強く、地勢はけん、いかで口先で貴公がいわるるように簡単におちいろうか。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つね日頃より貴族のしゅつを誇れる傲縦ごうしょうのマダム、かの女の情夫のあられもない、一路物慾、マダムの丸い顔、望見するより早く、お金くれえ、お金くれえ、と一語は高く、一語は低く
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)