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業々
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ぎょうぎょう
ふりがな文庫
“
業々
(
ぎょうぎょう
)” の例文
之は新聞にも
業々
(
ぎょうぎょう
)
しく伝えられて警察非難の声も挙った位だから、知っている人もあろうが、ある兇暴な団体(事実は
何人
(
なんぴと
)
の
仕業
(
しわざ
)
か分らないが)
急行十三時間
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
その時奥さんは地味な紺の上っ張りを着こんでいたが、
業々
(
ぎょうぎょう
)
しい夫人の姿をひと眼見るなり、大根は莚の上に放りはなして、奥へ逃げこんでしまった。
南方郵信
(新字新仮名)
/
中村地平
(著)
いずれも名前に
象
(
かたど
)
った、白虎、青竜、玄武、朱雀、の紋を付けた衣裳を着、さも
業々
(
ぎょうぎょう
)
しく押し
列
(
なら
)
んだ。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
言いようが余り
業々
(
ぎょうぎょう
)
しいので、取合う気もなかった婆さんも近々と目を寄せて
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
我にもあらず、
業々
(
ぎょうぎょう
)
しい悲鳴を上げて、折枝はその場に立ちすくんだ。
地獄風景
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
業
常用漢字
小3
部首:⽊
13画
々
3画
“業”で始まる語句
業
業腹
業平
業物
業火
業病
業平橋
業因
業突張
業刀