“楝(あふち)” の例文
そのほかには椿、鼠冬青木(ねずみもち)、とべらなどの常盤木が混り、落葉樹には櫨(はぜ)、楢(なら)、楝(あふち)、其他名を知らぬ幾多の雜木がある。
庭さきの森の春 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
妹(いも)が見(み)し楝(あふち)の花(はな)は散(ち)りぬべし我(わ)が泣(な)く涙(なみだ)いまだ干(ひ)なくに 〔巻五・七九八〕 山上憶良
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
白膠木(ぬるで)、榎(え)、楝(あふち)、名こそあれ、葉廣(はびろ)菩提樹(ぼだいじゆ)
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
楝(あふち)、柏(かしは)の薄ら花ほのにちる日(ひ)の
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)