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梯子口
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はしごぐち
ふりがな文庫
“
梯子口
(
はしごぐち
)” の例文
それに気をいらいらさせられたか、かれは寝床からはいだして、ふたたび
梯子口
(
はしごぐち
)
からコマねずみのようにそッと顔をだした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そつと
梯子口
(
はしごぐち
)
まで来て見ると、下ぢやまだ奉公人たちが、皆起きてゐると見えて、何やら話し声も聞えてゐる。
鼠小僧次郎吉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
土間のもの音を聞くと、待ちかねていたように、二階の
梯子口
(
はしごぐち
)
から、老先生の白い髯がのぞきおろした。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
螺旋状
(
らせんじょう
)
の
梯子口
(
はしごぐち
)
から二
層
(
そう
)
目
(
め
)
へかけ上がり、それより上は
階段
(
かいだん
)
がはずされてあるので、
鈎縄
(
かぎなわ
)
、あるいは
数珠梯子
(
じゅずばしご
)
などを投げかけ、われ一
番
(
ばん
)
乗
(
の
)
りとよじのぼっていった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
このおそろしい部屋へじぶんをあんないしたからには鼻かけ
卜斎
(
ぼくさい
)
の
八風斎
(
はっぷうさい
)
は、すでに徳川家の
伊賀衆
(
いがしゅう
)
菊池半助ということを見破ったにそういない——と半助は、こころみに
梯子口
(
はしごぐち
)
をのぞいてみると
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「煙い煙い。窓を開けい。
梯子口
(
はしごぐち
)
も開け放しでよい」
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
梯
漢検準1級
部首:⽊
11画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“梯子”で始まる語句
梯子
梯子段
梯子酒
梯子乗
梯子登
梯子乘
梯子伝
梯子壇
梯子昇
梯子櫓