“はしごぐち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
梯子口80.0%
階子口20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土間のもの音を聞くと、待ちかねていたように、二階の梯子口はしごぐちから、老先生の白い髯がのぞきおろした。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
螺旋状らせんじょう梯子口はしごぐちから二そうへかけ上がり、それより上は階段かいだんがはずされてあるので、鈎縄かぎなわ、あるいは数珠梯子じゅずばしごなどを投げかけ、われ一ばんりとよじのぼっていった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
西側の隅に鍵のてに手すりがあって、そこのあげぶたがたたまれ、半地下室への階子口はしごぐちがあいていた。
二つの庭 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)