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根占
ふりがな文庫
“根占”の読み方と例文
読み方
割合
ねじめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねじめ
(逆引き)
根占
(
ねじめ
)
の花に
蹴落
(
けお
)
されて色の無さよ、と
怪
(
あやし
)
んで聞くと、芸も
容色
(
きりょう
)
も
立優
(
たちまさ
)
った朝顔だけれど、——名はお君という——その
妓
(
こ
)
は熊野を
踊
(
おど
)
ると、後できっと
煩
(
わず
)
らうとの事。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
其西の行きどまりは
築
(
つ
)
き上げた品川堀の
堤
(
つつみ
)
の
藪
(
やぶ
)
だたみになって、其上から遠村近落の
樫
(
かし
)
の森や松原を
根占
(
ねじめ
)
にして、高尾小仏から甲斐東部の連山が隠見出没して居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
それらの植物の間に、最も私を喜ばせたのは、雲仙では
普賢
(
ふけん
)
の絶頂でなければ生えていない
黄花石楠花
(
きばなしゃくなげ
)
がここでは至るところの岩石の
根占
(
ねじめ
)
となって、つつじと共に生えていることである。
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
根占(ねじめ)の例文をもっと
(4作品)
見る
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
占
常用漢字
中学
部首:⼘
5画
“根”で始まる語句
根
根柢
根性
根方
根元
根本
根太
根気
根岸
根津
“根占”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
菊池幽芳
徳冨蘆花
泉鏡太郎
泉鏡花