トップ
>
柴舟
>
しばふね
ふりがな文庫
“
柴舟
(
しばふね
)” の例文
霞
(
かすみ
)
を分けて入る
柴舟
(
しばふね
)
の、行衛は
煙
(
けぶり
)
の末にも知れと、しばしば心にうなずくなるべし。
書記官
(新字新仮名)
/
川上眉山
(著)
かの末木の香は、「世の中の憂きを身に積む
柴舟
(
しばふね
)
やたかぬ先よりこがれ行らん」
興津弥五右衛門の遺書(初稿)
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
水戸さまは
鼈甲
(
べっこう
)
の笠を冠ってお通いなされたと云いますが、伽羅は大した事で、容易に我々は拝見が出来んくらい貴い物で、一
木
(
ぼく
)
三
名
(
みょう
)
と申しまして、仙台の
柴舟
(
しばふね
)
、細川の
初音
(
はつね
)
に大内の
白梅
(
しらうめ
)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
かの末木の香は「世の中の憂きを身に積む
柴舟
(
しばふね
)
やたかぬ先よりこがれ
行
(
ゆく
)
らん」
興津弥五右衛門の遺書
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“柴舟”の解説
柴舟(しばふね)は、加賀百万石の伝統銘菓。
石川県金沢市で作られている和菓子。
柴を積んで川面を渡る川舟を柴舟(しばふね)と呼び、その形に似せて煎餅を反らし、生姜汁と砂糖を丹念に塗った伝統銘菓。
小麦粉地の煎餅皮に生姜汁と糖蜜を配合した引蜜を塗ってある。表面が砂糖で化粧引きされており、うっすらと雪のかぶった舟を連想させる。
(出典:Wikipedia)
柴
漢検準1級
部首:⽊
9画
舟
常用漢字
中学
部首:⾈
6画
“柴”で始まる語句
柴
柴折戸
柴垣
柴門
柴折
柴田
柴又
柴田勝家
柴刈
柴桑