トップ
>
柳剛流
>
りゅうごうりゅう
ふりがな文庫
“
柳剛流
(
りゅうごうりゅう
)” の例文
柳剛流
(
りゅうごうりゅう
)
の
猛者
(
もさ
)
湧井
(
わくい
)
道太郎と、悪鬼のように斬ってかかる孫兵衛の死にもの狂いに、さしもの弦之丞、刻一刻と苦闘に迫っている。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いずれも力のはいる
見物
(
みもの
)
で、三十余組の勝負に時はようやく移って正午に一息つき、日のようやく傾く頃、武州
高槻
(
たかつき
)
の
柳剛流
(
りゅうごうりゅう
)
師範
雨
(
あま
)
ヶ
瀬
(
せ
)
某と
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
柳剛流
(
りゅうごうりゅう
)
をよく使うことで、
斯道
(
しどう
)
のものに相当な敬意を払われている
湧井道太郎
(
わくいどうたろう
)
——四、五日まえに、柳川の使者についてきて徳島城にいあわせた。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
足を
覘
(
ねら
)
うは
柳剛流
(
りゅうごうりゅう
)
に限る。少年は
真影流
(
しんかげりゅう
)
に見る人の形。
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
孫兵衛も、三位卿も、
柳剛流
(
りゅうごうりゅう
)
の使い手、道太郎も、それを知って、ひとしく心強く感じた。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“柳剛流”の解説
柳剛流(りゅうこうりゅう)は、日本の古武道の流派。岡田惣右衛門源奇良(1765年 - 1826年)が開いた。剣術、居合、長刀(薙刀)、突杖(杖術)を含む総合武術。試合において臑に打ち込む(臑斬り)ことと、斬撃に飛び違いを多用することを特徴とする流派として知られる。なお、長州や紀州に伝播した柔術の柳剛流は岡田柳剛流とは関係のない同名異流である。
(出典:Wikipedia)
柳
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
剛
常用漢字
中学
部首:⼑
10画
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
“柳”で始まる語句
柳
柳行李
柳橋
柳営
柳原
柳川
柳眉
柳生
柳絮
柳島