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柘榴石
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ざくろいし
ふりがな文庫
“
柘榴石
(
ざくろいし
)” の例文
雲、空、風、雪、うす
碧
(
あお
)
い氷、
紅藻
(
べにも
)
の揺れ、夜水中でこまかくきらめく
珪藻
(
けいそう
)
類の光、
鸚鵡貝
(
おうむがい
)
の
螺旋
(
らせん
)
、
紫水晶
(
むらさきすいしょう
)
の結晶、
柘榴石
(
ざくろいし
)
の紅、
螢石
(
ほたるいし
)
の青。
悟浄出世
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
上着
(
うはぎ
)
は
白天鵞絨
(
しろびろうど
)
、眼は
柘榴石
(
ざくろいし
)
、それから手袋は桃色
繻子
(
じゆす
)
。——お前たちは皆
可愛
(
かはい
)
らしい、支那美人にそつくりだ。
動物園
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
(うん。あの女の人は
孫娘
(
まごむすめ
)
らしい。
亭主
(
ていしゅ
)
はきっと
礦山
(
こうざん
)
へでも出ているのだろう。)ひるの
青金
(
あおがね
)
の
黄銅鉱
(
おうどうこう
)
や
方解石
(
ほうかいせき
)
に
柘榴石
(
ざくろいし
)
のまじった
粗鉱
(
そこう
)
の
堆
(
たい
)
を考えながら富沢は云った。女はまた入って来た。
泉ある家
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
坩堝
(
るつぼ
)
、試験管、——うす
碧
(
あお
)
い蛍石、
橄攬石
(
かんらんせき
)
、白い半透明の重晶石や方解石、端正な等軸結晶を見せた
柘榴石
(
ざくろいし
)
、結晶面をギラギラ光らせている黄銅鉱……余り明るくない部屋で
狼疾記
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
“柘榴石”の解説
柘榴石(石榴石、ざくろいし、en: garnet)はケイ酸塩鉱物(ネソ珪酸塩鉱物)のグループ。宝石としては、ガーネット、または紅榴石の名前でよばれる。
(出典:Wikipedia)
柘
漢検準1級
部首:⽊
9画
榴
漢検1級
部首:⽊
14画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“柘榴”で始まる語句
柘榴
柘榴口
柘榴割
柘榴寺
柘榴木
柘榴珠
柘榴鼻