“珪藻”の読み方と例文
読み方割合
けいそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雲、空、風、雪、うすあおい氷、紅藻べにもの揺れ、夜水中でこまかくきらめく珪藻けいそう類の光、鸚鵡貝おうむがい螺旋らせん紫水晶むらさきすいしょうの結晶、柘榴石ざくろいしの紅、螢石ほたるいしの青。
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)
後で考えてみたらそれは人間のスペルマトゾーンの一集団であったのである。それからまた珪藻けいそうのプレパラートを見せられ、これの視像の鮮明さで顕微鏡の良否が分かると教えられた。
追憶の医師達 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)