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『追憶の医師達』
ふりがな文庫
『
追憶の医師達
(
ついおくのいしたち
)
』
子供の時分に世話になった医師が幾人かあった。それがもうみんなとうの昔に故人になったしまって、それらの記念すべき諸国手の面影も今ではもう朧気な追憶の霧の中に消えかかっている。 小学時代にかかりつけの家庭医は岡村先生という当時でももう相当な老人 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「実験治療 第一五六号」1935(昭和10)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
銜
(
ふく
)
仕舞
(
しまい
)
気遣
(
きづか
)
髯
(
ひげ
)
這入
(
はい
)
舌癌
(
ぜつがん
)
腫物
(
はれもの
)
素面
(
しらふ
)
疫痢
(
えきり
)
畸人
(
きじん
)
珪藻
(
けいそう
)
朧気
(
おぼろげ
)
有礼
(
ありのり
)
抱車
(
かかえぐるま
)
我儘
(
わがまま
)
床
(
とこ
)
国手
(
こくしゅ
)
吃驚
(
びっくり
)
剪断
(
せんだん
)