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枕席
ふりがな文庫
“枕席”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちんせき
80.0%
まくら
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちんせき
(逆引き)
芸妓の芸が音曲舞踊の芸ではなくして
枕席
(
ちんせき
)
の技巧を意味せられる時代には、
通人
(
つうじん
)
はもはや昔のように優れた享楽人であることを要しないのである。
享楽人
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
品は初子が亀千代を生んだ年に二十一歳で浜屋敷に仕へることになつて、
直
(
すぐ
)
に綱宗の
枕席
(
ちんせき
)
に
侍
(
じ
)
したらしい。
或
(
あるひ
)
は初子の産前産後の時期に
寵
(
ちよう
)
を受けはじめたのではなからうか。
椙原品
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
枕席(ちんせき)の例文をもっと
(4作品)
見る
まくら
(逆引き)
南はその夜、
凍
(
こおり
)
のように冷たい新人と
枕席
(
まくら
)
を共にした。南は望んでいた情調を味わうことができなかった。
竇氏
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
枕席(まくら)の例文をもっと
(1作品)
見る
枕
常用漢字
中学
部首:⽊
8画
席
常用漢字
小4
部首:⼱
10画
“枕”で始まる語句
枕
枕頭
枕許
枕元
枕辺
枕屏風
枕木
枕上
枕詞
枕邊
“枕席”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
和辻哲郎
林芙美子
森鴎外
田中貢太郎