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松樹
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まつのき
ふりがな文庫
“
松樹
(
まつのき
)” の例文
水を飲み終ると、大蛇は向うの岸に上り、大きな
松樹
(
まつのき
)
に身を巻きつけ、一つじつと締めると、見る見るうちにお
腹
(
なか
)
はげつそりと小さくなつて、勢よくどこかへ行つてしまひました。
蛇いちご
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
前編
(
ぜんへん
)
に
載
(
のせ
)
たる
三国嶺
(
みくにたふげ
)
の
図
(
づ
)
は、牧之老人が
草画
(
さうぐわ
)
に
傚
(
ならひ
)
て京山
私儲
(
わたくしして
)
満山
(
まんざん
)
に
松樹
(
まつのき
)
を
画
(
ゑがけ
)
り。
余
(
よ
)
越遊
(
ゑついう
)
の時三国嶺を
踰
(
こえ
)
しに
此嶺
(
このたふげ
)
はさらなり、前後の
連岳
(
れんがく
)
すべて松を見ず。此地にかぎらず越後は松の
少
(
すくな
)
き国なり。
北越雪譜:05 北越雪譜二編凡例
(新字旧仮名)
/
山東京山
(著)
前編
(
ぜんへん
)
に
載
(
のせ
)
たる
三国嶺
(
みくにたふげ
)
の
図
(
づ
)
は、牧之老人が
草画
(
さうぐわ
)
に
傚
(
ならひ
)
て京山
私儲
(
わたくしして
)
満山
(
まんざん
)
に
松樹
(
まつのき
)
を
画
(
ゑがけ
)
り。
余
(
よ
)
越遊
(
ゑついう
)
の時三国嶺を
踰
(
こえ
)
しに
此嶺
(
このたふげ
)
はさらなり、前後の
連岳
(
れんがく
)
すべて松を見ず。此地にかぎらず越後は松の
少
(
すくな
)
き国なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
家に入るところの道は
霜解
(
しもどけ
)
がして靴がぬかつた。
松樹
(
まつのき
)
はもとの
儘
(
まま
)
だが、庭は広げられてあつた。大正十年の夏に僕夫婦の一夜
宿
(
とま
)
つた部屋には
炬燵
(
こたつ
)
がかけてあつて、そこに諏訪の諸君があたつてゐた。
島木赤彦臨終記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
“松樹”で始まる語句
松樹山
松樹甘皮