“まつのき”の漢字の書き方と例文
語句割合
松樹100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家に入るところの道は霜解しもどけがして靴がぬかつた。松樹まつのきはもとのままだが、庭は広げられてあつた。大正十年の夏に僕夫婦の一夜宿とまつた部屋には炬燵こたつがかけてあつて、そこに諏訪の諸君があたつてゐた。
島木赤彦臨終記 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)