“東葛飾”の読み方と例文
読み方割合
ひがしかつしか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下総しもうさの分だが、東葛飾ひがしかつしかだから江戸からは遠くねえ。まあ、行徳ぎょうとくの近所だと思えばいいのだ。そこに浦安うらやすという村がある。その村のうちに堀江や猫実ねこざね……」
半七捕物帳:61 吉良の脇指 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
東葛飾ひがしかつしかの草深いあたりに仮住かりずまいしてから、風のたよりに時折東京の事を耳にすることもあるようになった。
草紅葉 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
『万葉集』の勝鹿かつしか真間ままの入江、または麻万ままの浦は果して今の東葛飾ひがしかつしか郡市川市大字真間ままであろうか。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)