つゑつ)” の例文
およそ傲逸彼の如きは、乱世にありて一仏徒として終ること能はざるところなり、然るに彼をして遂に剣鎗につゑつかずして、経典にらしめたるもの、そもいかなる鬼物の神力ならむ。
心機妙変を論ず (新字旧仮名) / 北村透谷(著)