“朱符”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅふ66.7%
しゆふ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魏法師は喬生に二枚の朱符しゅふをくれて、一つをかどに貼り一つをねだいに貼るように云いつけ、そのうえで二度と湖心寺へ往ってはいけないと云っていましめた。
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
家へ帰って、その通りに朱符しゅふを貼っておくと、果たしてその後は牡丹燈のかげも見えなくなった。
世界怪談名作集:18 牡丹灯記 (新字新仮名) / 瞿佑(著)
一五七一時をあやまるともまぬがるべからずと、かたくをしへて、筆をとり、正太郎がより手足におよぶまで、一五八篆籀てんりうのごとき文字を書き、猶一五九朱符しゆふあまた紙にしるしてあた