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木蔦
ふりがな文庫
“木蔦”の読み方と例文
読み方
割合
きづた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きづた
(逆引き)
ベルは
木蔦
(
きづた
)
の葉の中にわずかに
釦
(
ボタン
)
をあらわしていた。僕はそのベルの釦へ——
象牙
(
ぞうげ
)
の釦へ指をやった。ベルは
生憎
(
あいにく
)
鳴らなかった。
悠々荘
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
風が東から吹く時には、対岸の村々の鐘が、ごく遠くからそれに響きを合わせる。
木蔦
(
きづた
)
のからんだ壁に群がってる
雀
(
すずめ
)
が、騒がしく鳴きたてる。
ジャン・クリストフ:03 第一巻 曙
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
……その時、向うの亭の
木蔦
(
きづた
)
のからんだ
四目垣
(
よつめがき
)
ごしに、写真機を手にした明さんの姿がちらちらと見えたり隠れたりしているのにお前は気がついた。
菜穂子
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
木蔦(きづた)の例文をもっと
(9作品)
見る
“木蔦(キヅタ)”の解説
キヅタ(木蔦、学名: Hedera rhombea)は、ウコギ科キヅタ属の常緑つる性木本。落葉性のツタ(ブドウ科)に対し、常緑性で冬でも葉が見られるのでフユヅタ(冬蔦)ともいう。庭木に利用される。
(出典:Wikipedia)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
蔦
漢検準1級
部首:⾋
14画
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木
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“木蔦”のふりがなが多い著者
相馬泰三
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