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木庵
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もくあん
ふりがな文庫
“
木庵
(
もくあん
)” の例文
木庵
(
もくあん
)
の「
花開万国春
(
はなひらくばんこくのはる
)
」が
呉昌蹟
(
ごしやうせき
)
の
木蓮
(
もくれん
)
と
鉢合
(
はちあわ
)
せをしてゐる事もある。が、客間を飾つてゐる書画は独りこれらの軸ばかりではない。
漱石山房の秋
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ところが、
黄檗
(
おうばく
)
の方の坊さんはと見ますと、これは
隠元
(
いんげん
)
にしましても、
木庵
(
もくあん
)
にしましても、いずれも優美さの点では劣ります。
習書要訣:――美の認識について――
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
余は書においては
皆無鑒識
(
かいむかんしき
)
のない男だが、平生から、
黄檗
(
おうばく
)
の
高泉和尚
(
こうせんおしょう
)
の
筆致
(
ひっち
)
を愛している。
隠元
(
いんげん
)
も
即非
(
そくひ
)
も
木庵
(
もくあん
)
もそれぞれに面白味はあるが、
高泉
(
こうせん
)
の字が一番
蒼勁
(
そうけい
)
でしかも
雅馴
(
がじゅん
)
である。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
木庵
(
もくあん
)
の「
花開万国春
(
はなひらくばんこくのはる
)
」が
呉昌蹟
(
ごしやうせき
)
の
木蓮
(
もくれん
)
と
鉢合
(
はちあは
)
せをしてゐる事もある。が、客間を飾つてゐる書画は独りこれらの軸ばかりではない。
東京小品
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“木庵(木庵性瑫)”の解説
木庵性瑫(もくあん しょうとう、万暦39年2月3日(1611年3月16日)- 貞享元年1月20日(1684年3月6日))は、江戸時代前期に明国から渡来した臨済宗黄檗派(黄檗宗)の僧。俗姓は呉氏。勅諡号は慧明国師。福建省泉州府晋江県の出身。
(出典:Wikipedia)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
庵
漢検準1級
部首:⼴
11画
“木”で始まる語句
木
木立
木綿
木偶
木枯
木乃伊
木蔭
木履
木精
木樵