“木原(きはら)” の例文
そのはると、はりの木(き)のはりとをひっかけて歌(うた)つたもの——はりの木原(きはら)にめちゃくちゃに入(い)りこんで、この春(はる)の日(ひ)を一日(いちにち)遊(あそ)んでゐるのは、あの萬葉集(まんにようしゆう)に出(で)て來(き)てゐる人(ひと)たちなのか知(し)らん
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
あまつ日は松の木原(きはら)のひまもりてつひに寂(さび)しき蘚苔(こけ)を照せり
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
山かげの楢(なら)の木原(きはら)の下枝(しづえ)にも山蚕(やまこ)が居りて鳥知らざらむ
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
霧島はおごそかにして高原(たかばる)の木原(きはら)を遠(をち)に雲ぞうごける
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)