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朝烏
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あさがらす
ふりがな文庫
“
朝烏
(
あさがらす
)” の例文
「
海棠
(
かいだう
)
の露をふるふや
物狂
(
ものぐるひ
)
」の下にだれだか「海棠の露をふるふや
朝烏
(
あさがらす
)
」とかいたものがある。鉛筆だから、書体はしかと
解
(
わか
)
らんが、女にしては
硬過
(
かたす
)
ぎる、男にしては
柔
(
やわら
)
か過ぎる。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
三の烏 なぞとな、お
二
(
ふた
)
めが、
体
(
てい
)
の
可
(
い
)
い事を
吐
(
ぬか
)
す癖に、
朝烏
(
あさがらす
)
の、朝桜、
朝露
(
あさつゆ
)
の、朝風で、朝飯を急ぐ
和郎
(
わろ
)
だ。何だ、
仇花
(
あだばな
)
なりとも、美しく咲かして置けば
可
(
い
)
い事だ。から/\からと笑はせるな。
紅玉
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
朝
常用漢字
小2
部首:⽉
12画
烏
漢検準1級
部首:⽕
10画
“朝”で始まる語句
朝
朝夕
朝飯
朝臣
朝餉
朝日
朝食
朝陽
朝靄
朝鮮