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有処
ふりがな文庫
“有処”のいろいろな読み方と例文
旧字:
有處
読み方
割合
ありか
75.0%
あるところ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ありか
(逆引き)
硯友社が如何なる人の団体だとも、思案外史が如何なる人であろうとも考えないで、ただ何かなしに
行衛
(
ゆくえ
)
を知らなかった未見の友の
有処
(
ありか
)
を突留めたような気がして会心の微笑を禁じ得なかった。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
この山中には五つ葉のうつ
木
(
ぎ
)
ありて、その下に黄金を埋めてありとて、今もそのうつぎの
有処
(
ありか
)
を求めあるく者稀々にあり。この長者は昔の金山師なりしならんか、このあたりには鉄を吹きたる
滓
(
かす
)
あり。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
有処(ありか)の例文をもっと
(3作品)
見る
あるところ
(逆引き)
清十郎(即ちお夏の
情人
(
こひゞと
)
)が大坂より戻り来りたる事を次に出して、「目と目を合はする
二人
(
ふたり
)
が
中
(
なか
)
、無事な顔見て嬉いと、心に心を言はせたり」と
有処
(
あるところ
)
にて、更に両人の情愛の秘密を示せり。
「歌念仏」を読みて
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
有処(あるところ)の例文をもっと
(1作品)
見る
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
処
常用漢字
小6
部首:⼏
5画
“有”で始まる語句
有
有難
有無
有様
有之
有頂天
有耶無耶
有名
有明
有体
検索の候補
有之候処
“有処”のふりがなが多い著者
内田魯庵
柳田国男
北村透谷