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有処
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ありか
ふりがな文庫
“
有処
(
ありか
)” の例文
旧字:
有處
硯友社が如何なる人の団体だとも、思案外史が如何なる人であろうとも考えないで、ただ何かなしに
行衛
(
ゆくえ
)
を知らなかった未見の友の
有処
(
ありか
)
を突留めたような気がして会心の微笑を禁じ得なかった。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
この山中には五つ葉のうつ
木
(
ぎ
)
ありて、その下に黄金を埋めてありとて、今もそのうつぎの
有処
(
ありか
)
を求めあるく者稀々にあり。この長者は昔の金山師なりしならんか、このあたりには鉄を吹きたる
滓
(
かす
)
あり。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
この山中には
五
(
いつ
)
つ
葉
(
ば
)
のうつ
木
(
ぎ
)
ありて、その下に黄金を埋めてありとて、今もそのうつぎの
有処
(
ありか
)
を求めあるく者
稀々
(
まれまれ
)
にあり。この長者は昔の金山師なりしならんか、このあたりには鉄を吹きたる
滓
(
かす
)
あり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
処
常用漢字
小6
部首:⼏
5画
“有”で始まる語句
有
有難
有無
有様
有之
有頂天
有耶無耶
有名
有明
有体